夏休み。恋人である日番谷冬獅郎の隊室にきていた

そして今…その本人が乱菊さんに呼ばれここにはいない為退屈でしかたない…

そんな時に…いつもの2人がやってきた

「一護っ!」
「よっ」
「…恋次…修兵」
「何だよ…そのやる気のねぇ返事は…」
「だってあちぃんだよ…やる気何か出る訳ねぇだろ」
「ま、確かにあちぃけどな…ところで今暇なんだよな?」
「あ〜…ま〜な」
「じゃ、ちょっと来いよ…今よりは涼しくなると思うぜ」
「え!?まじ?何するんだ?」

その俺の問いに2人は声をあわせてこういった

「「水遊び」」

もちろん俺はその案に乗らないはずもなく冬獅郎を待つのを忘れてその場を部屋出ていった。ついでに濡れると困るので死覇装を脱ぎ、白い着物だけど外へと飛びだした

一護がその姿で居るが為に大惨事になる事と知らずに…

2人に着いて行くと外に出るなり

「一護!!」

と、いきなり名前を呼ばれたので呼ばれ方へと顔を向けると頭から大量の水が降ってきた

「ぅわっ…冷たっ」
「ど〜だ…一護!」
「ルキア!?…てめっ」
「私ばかり見ていていいのか?」
「へ?」

意味がわからない…と考える間もなく、右左から水が飛んできた

「ぉわっ!!」

さらにびちょびちょになった俺…もう既にこれ以上濡れる場所等ない程だ

「ぶはははは…ど〜だっ一護!!冷てぇだろっ!!」
「…このっ…ちょっと待ってろっ」
「一護?」

俺が濡れてそれに対して笑いに笑う恋次に少々頭にきたのである物をとりに俺は駆け出した。それを謎に思い声をかけてきた修兵を無視して…

「どうしたんだ?」
「さぁ…」

2人が会話をしている間、俺は長いホースを持って来てて先っぽを摘み…それを恋次と修兵にぶちかけた。ルキアにも当てようと必死にルキアを水が追うがうまく避けられ水があたらない

そうこうして遊んでいる時、一護の恋人である冬獅郎は用が終わり一護のもとに行く最中だった

ふと気づくと、いつも廊下で何やら話てる他の隊員が一人もいない…
不振に思い周りを見ると鼻血を出し倒れて居るヤツと下を向き前かがみになって動けないで居るヤツがいた

さらに進むと被害者の中に隊長、副隊長の奴等までぶっ倒れている。何があったか聞こうと近づくとふと…部屋で待っているはずの一護の声とイヤな予感がして、倒れてる奴を放置したまま一護の声の方へ駆けつけた

「ぎゃははは…ど〜だっ参ったか!!」
「けっ!まだまだぁっ」
「ぉわっやりやがったなっ…つか恋次も修兵も何で俺ばっか狙うんだよっ」
「隙が多いからだろっ」
「何ぃっこれでも強くなったんぞっ」
「一護は鈍いからな〜」
「修兵も笑うなっ」
「っ冷てっ…」
「天罰だっ!」

案の定、バシャバシャとホースを持ってそれを振り回す一護の姿はビショビショだ…朽木は上で見ては気が向いたら軌道で一護の真上に水を降らす。他の2人も上半身はビショビショだ…一護が主に顔めがけてホースを向けるからだろう……

どうやら鼻血で倒れたり前かがみになってる奴等はホースを取りに来た一護の姿でも見たのだろう…その時既にに一護は頭から足の先までビショビショだったのだろう

「はぁ……」

今更だが無頓着な一護も自分がどれ程魅力的でどれ程皆に好かれ、狙われて居るか知って貰いたいモノだ

そして今の一護の姿は滑降の餌だ……今俺がここに来て居て良かったと心底思う

「あ〜…そろそろ寒くなってこねぇ?」
「確かに…」
「………」
「?どうした?一護」

「…修兵っていい身体してるなぁって思って」

とんでもない爆弾発言だ

「は?」
「や、だから綺麗に筋肉ついてるからさ…羨ましいなぁって思って…」
「……惚れた?」
「あぁ。いいなぁ…一応俺も鍛えてんだけどなぁ…これでも」
「あぁって…」
「なっ何言ってんだよっお前には日番谷隊長が居るだろぅがっ」
「?何でそこで冬獅郎が出てくるんだ?」
「何でって……あ…し、修兵っ!!あれっ」
「何だよ…?」

阿散井が俺に気付いて檜佐木に伝えるとこっちを向くと驚いた顔をして

「い、一護!今日はこれで解散だっ」
「じ、じゃっ又な!」
「お、おぅ?」

去って行った2人に疑問が残るのか頭の上に?マークが浮かんでる…上を見上げるといつの間にか朽木の姿がない事に気付き、仕方なく元の部屋へと足を向けた一護はやっと俺が後ろに居る事に気付いた

「…ぁ…冬獅郎!!仕事もぅ終わったのか?」
「あぁ…」

目の前の一護の格好はひどくエロい

「?冬獅郎?」
「何だ」
「何か怒っんのか?」

理性を押し留めているのもあるが…確かに少し怒りはある…それは先程一護が放った
爆弾発言

『…修兵っていい身体してるなぁって思って』

アレとその後の檜佐木との会話に少し苛ついてる

「…冬獅郎?」
「……兎に角部屋に戻るぞっ」
「ぇ?あ、おぉ」

一護の腕を引いて部屋に戻るなり一護の着ているモノをいきなり脱がした

「ぅわっな、何だ?…何?冬獅郎っ」
「……」

そして無理矢理一護の唇に自分の唇を押し付け、一気に一護を素っ裸にする

「一護…」
「ん…ぁっ…と、しろ?…やぁっ」

俺を押しのけようと腕を突っ張ろうとする一護

「まだ離れる気ないんだけど」
「ぬ、濡れるって」
「だから?」
「ま、まず俺着替えるからっ」
「どうせ脱がすから関係ねぇだろ」
「で、でも俺寒ぃしっ」
「今から熱くなるだろ」
「で…でもまだ夕方だしっ」
「…少し黙れ」
「んぅっ」

何が何でも抱かせまいとする一護に苛つきを感じながら貪るようなキスをすると一護はすぐに息があがった

その後、

「一護は同じ男なのに男がわかってねぇ!!」

と、やきもちをやいた日番谷が一護にきつ〜〜いお灸をすえたのは………

本人たちだけが知っているであろう事実だ。


…多分。







姉上、姉上。
私そんなエロばかり求めてるわけぢゃない で す よ ?(にっこり)
でもそこはかとなく微エロというところが姉上の姉上たる所以ではないかと。
はふぅ。ワタクシ満腹であります。


2005/09/09 耶斗